今村農園のレタス栽培
僕が住んでいる地域では昔レタス栽培が盛ん?でした。
今では部会にウチを含め2軒しかいない(もう部会とも呼べないぐらい)。そんな僻地でのレタス栽培について書きました。
レタスについて
・レタスは高原など涼しいところで作られている。
産地は長野、茨城、群馬、兵庫
・葉物野菜で値段の波が激しい。
長雨などで圃場でレタスが腐り、いっ時一玉300円もする時があった。(普段は100円ぐらい)
消費者として高騰する時が度々起こると困るので、国としては輸入量を増やし値段の安定化をした。
輸入国は香港、シンガポール、台湾
レタス播種
ほとんどの農家さんは、買った培土をポットに詰め水やり、穴を開けそこに種をまく。
今村農園のレタス播種方法は30年前から全然アップデートされていない。
今村農園では以下の順で播種を行う。
山砂をなるべくサラサラになるまで乾かし、網に振るって石などを取り除く。(7月22日)
昔から使っている機械で、山砂・焼きぬか・ピート・肥料・水をまぜて培土を作る。
培土をポットに穴が開いた形になるように機械で押し固め、パレットに載せる。
開いてる穴に種を落とす
ここまでが今村農園のやり方。
メリット
・培土がかなり安く済む
買った培土だと1袋(1000円)で8パレット
山砂(5000円)、肥料(2500円)で250パレット
・播種してからの苗の守りが楽
ポット苗だとすぐ乾いて1日2、3度水やりをしないとすぐ乾い、肥料切れを起こす
全体が培土なので水は大体1日1回やればもち、肥料切れもない
デメリット
・買い培土と比べてとにかく手間がかかり、一人ではできない。